SIRENは木曜日に151%上昇し2.25ドルに達したが、その後急激な調整が入り、1.66ドル付近まで反落した。この急騰で20日移動平均線下の数週間に及ぶ持ち合いを上抜けた。
日足チャートの指標は引き続き強気な状態を示すが、1時間足のシグナルは勢いの鈍化と売り圧力の高まりを警告している。現在、トレーダーは1.37ドルのフィボナッチ水準を最初の需給テストとみなす。
ログスケールの日足チャート分析によると、SIRENは1月下旬以降、20日移動平均線を動的なサポートとして維持してきた。緑の矢印4つが反発の成功を示していたが、3月31日にトレンドが崩れた。
その日は日足で-67%の大陰線となり、移動平均線を割り込み、急激な調整が発生した。価格は最終的に0.786フィボナッチ・リトレースメントの0.173ドルで底打ちした。この水準は1月21日の安値0.07ドルから3月22日の過去最高値4.73ドルまでの値幅に基づき算出している。
その後の反発では、SIRENは20日移動平均線をレジスタンス(赤い矢印)として再テストし、その下で持ち合った。昨日の151%の上昇で、このレジスタンスを明確に上抜けし、0.236フィボナッチ水準の1.75ドルに到達した。
相対力指数(RSI)は61となっており、過熱感をともなわずに健全な強気圏内にある。MACDヒストグラムも連日で高い緑色のバーを描いており、上位時間軸で上昇モメンタムが構築されつつある状況。
短期的な見通しは異なる展開だ。SIRENは木曜日の上昇で2.25ドルに到達したが、その後売りが優勢となり、金曜日にはすでに約16%の反落となった。
最初の下値目標は0.382フィボナッチ・リトレースメントの1.37ドルとなる。この水準を割り込んだ場合、次のサポートは0.618ゴールデンポケット付近の1.00ドル、そして0.786水準の0.81ドルに位置する。
0.81ドルのゾーンは、4月11日から上抜けまでレジスタンスとなっていた経緯があり、その後サポートに転じた重要な価格帯である。このエリアを再び割り込むと、直近のブレイクアウト構造に黄信号が灯る可能性。
1時間足のモメンタムオシレーターも慎重姿勢を裏付ける。RSIは中立ゾーンへと下落しつつあり、MACDはベアリッシュクロスを示現。急上昇後の短期的な調整を示唆する動き。
価格アクションアナリストのFinora_EN氏は、Xにて独自の日足分析を公開。第一目標を2.2380ドル、次いで2.8920ドル、さらにトレンド延長時は3.6556ドルや4.8107ドルまでの上値余地を指摘している。
推奨エントリーゾーンは1.4258ドルから1.4446ドルで、先述の1時間足0.382フィボナッチ水準とほぼ一致する。この一致は、1.37ドルから1.45ドルの帯域が買い手にとって重要な決定ラインであることを強調する。
同アナリストは、無効となる水準として日足終値で1.1220ドルを提示。これに届かない場合は全体のトレンド構造にも合致し、1.1220ドルを明確に割り込むと0.9754ドル、さらには0.6001ドルへの下落余地が生じる。これにより、4月のアルトコインセグメントでの回復分の大半が消失するリスクがある。
現時点ではバイナリーな構図となっている。1.37ドルのフィボナッチ圏を維持できれば、上値目標として2.24ドル、直近の高値2.87ドルの回復が視野に入る。一方、これを割り込むと0.81ドルのブレイクアウト起点まで再び下落するリスクが高まる。
