デジタル証券株式会社は12月19日、同社初となるデジタル証券公募ファンド「デジタル証券「renga」第1号〜レジデンス(北品川)〜」の運用を開始したと発表した。募集総額14.25億円の資金調達を完了している。
本ファンドは、デジタル証券(DS社)およびシステム子会社のオーナーシップ株式会社(OS社)が手がけるデジタル証券公募ファンドの第1号案件。投資対象は北品川のレジデンス1棟で、千葉銀行がノンリコースローンを提供し、デジタル証券の発行により個人投資家などから資金を集めた。
DS社によると、ファンドの組成・販売・運用までをグループ単独で完結させた点や、運用期間中の投資家間売買(相対取引)を可能とした点において、日本初の取り組みになったという。
OS社が開発・運営するデジタル証券売買プラットフォーム「OwnerShip」上でのデジタル証券発行額はリリースによると、本ファンドを含め累計349.24億円に達した。両社は今後、デジタル証券ファンドの組成を積み重ね、「デジタル証券のマーケットプレイス」構築を進める方針だ。
|文:CoinDesk JAPAN編集部
|画像:リリースより
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