米暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)が、予測市場を手がけるクリアリング・カンパニー(The Clearing Company)との買収合意を12月22日に発表した。取引は1月に完了する予定で、取引額は公表されていない。
クリアリング・カンパニーは、予測市場プラットフォーム提供のポリマーケット(Polymarket)やカルシ(Kalshi)で勤務経験を持つトニー・ジェマイエル(Toni Gemayel)氏が創業したスタートアップだ。
コインベースは、オンチェーンで多様な資産を取引できる「エブリシング・エクスチェンジ(Everything Exchange)構想」を掲げており、今回の買収はその取り組みの一環だという。
また同社は12月18日、暗号資産に加え、株式や予測市場、DEX(分散型取引所)上の資産、トークンセール、先物・無期限先物など、複数の資産クラスを単一のプラットフォーム上で取引可能にすると発表。コインベースは今回の買収により、同社の予測市場を推進するための専門人材を補完できると説明した。
参考:コインベース
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