シバイヌ(Shiba Inu/SHIB)との提携などでも知られる暗号技術企業の「Zama」は2026年2月2日に、Zamaの独自トークンとなる「$ZAMA」を正式にローンチしたことを発表しました。
Zamaは、データを暗号化したまま処理できる暗号化技術である完全準同型暗号(FHE)を活用したソリューションを開発しているオープンソースの暗号技術企業であり、パブリックブロックチェーンに機密性をもたらす取り組みなどを進めています。
今回の発表では「$ZAMAトークンの取引が協定世界時間2026年2月2日13:00(日本時間22:00)から主要な暗号資産取引所で開始されたこと」や「対象となるユーザーへのトークン請求(クレーム)プロセスや、ネットワーク保護のためのステーキング機能が解禁されたこと」が報告されています。
【$ZAMAトークンの上場先(発表時点)】
Zamaの開発チームは$ZAMAトークンの正式ローンチについて「数年間にわたる開発の成果であり、ZamaがブロックチェーンのためのHTTPSレイヤーとなるための基礎的な一歩である」とコメントしています。
今回ローンチされた$ZAMAトークンは、Zamaプロトコルにおいて中心的な役割を果たすユーティリティトークンとして設計されています。
具体的には、データの暗号化および復号化にかかる手数料の支払いに使用されるほか、ネットワークの運営とセキュリティ維持に貢献するオペレーターやステーカーへの報酬として機能します。
プロトコルの経済設計として、支払われた手数料はすべてバーン(焼却処分)される仕組みとなっており、報酬については年間の排出スケジュールに基づいて新規発行(ミント)される仕様となっています。
$ZAMAトークンを使用するユーザーには「以下の公式コントラクトアドレスを十分に確認すること」が推奨されています。実際にトークンを扱う場合には偽トークンや詐欺などに十分注意するようにしましょう。
トークンの請求(クレーム)に関しては、参加したセールの種類によって異なるポータルサイトが用意されています。対象ユーザーは協定世界時間2026年2月2日正午(日本時間21:00)から請求することが可能です。
$ZAMAトークンの保有者は、自分が選んだオペレーターにトークンをステークすることで、Zamaプロトコルの安全確保に貢献し、ステーキング報酬を獲得することができます。
また、異なるブロックチェーン間でのトークン移動を可能にする公式ブリッジ機能(bridge.zama.org)も提供されています。
なお、Zamaチームはフィッシング詐欺などを避けるため、必ず公式ドキュメントや公式サイトに記載されたリンクのみを使用するよう強く注意喚起を行っています。
Zamaが掲げるビジョンは、インターネットにおける「HTTPS」のような役割を、ブロックチェーンの世界で果たすことです。
現在のパブリックブロックチェーンは透明性が高い反面、すべてのデータが公開されるため、プライバシーを必要とするアプリケーションの構築には課題がありました。Zamaは「完全準同型暗号(FHE)」という高度な暗号技術を用いることで、データを暗号化したまま計算処理を行うことを可能にします。これにより、オンチェーン上のデータの機密性を保ちながら、ブロックチェーンの分散性と透明性のメリットを享受できる環境が整備されます。
今回のトークンローンチは、このFHEネットワークを分散型で運用するための経済的基盤が整ったことを意味します。$ZAMAトークンを用いたインセンティブ設計により、ネットワークに参加するオペレーターが増加し、プロトコル全体のセキュリティと処理能力が向上することが期待されます。
また、Zamaの技術は金融取引のプライバシー保護だけでなく、ヘルスケアデータや個人ID管理など、機密性が求められるあらゆるWeb3アプリケーションへの応用が見込まれています。主要取引所での取り扱い開始により流動性が確保されることで、開発者や企業によるZamaプロトコルの採用が加速する可能性があります。
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source:Zama公式発表
サムネイル:AIによる生成画像


