暗号資産(仮想通貨)のトレジャリーとレンディングを推進する東証グロース上場企業のイオレが、ガイア(Gaia)の株式取得および同社への出資を決定したと2月3日に発表した。
この出資は、イオレの暗号資産金融事業における運用力の向上および事業基盤の強化を目的としたものだという。
ガイアは暗号資産のレンディングやトレジャリー運用、スマートコントラクト監査、保管設計、OES(オフエクスチェンジ決済)対応などセキュリティ領域に加え、暗号資産決済サービスやDeFi(分散型金融)運用指標も提供している。同社のDeFiインデックス「ロックオン(LOCKON)」はポリゴン(Polygon)上で世界3位、アービトラム(Arbitrum)上で世界5位の実績があるという。
昨年11月、イオレはガイアと金融事業における戦略的事業提携に関する基本合意書を締結していた。
なおイオレは今回、ガイアが実施する第三者割当増資の引き受けおよび既存株主からの株式譲受により、ガイアの発行済株式の11.2%を取得する予定とのこと。取得数は1,646株で取得価額は約2億4,200万円になるという。出資方法はビットコイン現物による出資とのことだ。
本出資を通じて、イオレはガイアを暗号資産の「共同運用パートナー」と位置づけ、保有する暗号資産を能動的に運用するとのこと。これにより価格上昇局面のみならず下落局面においても収益の創出を目指す体制を構築するとしている。またこれにより、暗号資産の保有を市場環境に左右される不安定要因ではなく、安定的な収益基盤へと転換することを企図しているとのことだ。
現在イオレが保有する暗号資産は、ビットコイン約160.548514BTCだ。
イオレは昨年8月14日、中期経営計画を公表。暗号資産金融事業を中核に位置づけた。具体的には、暗号資産トレジャリー(自社による暗号資産の取得・保有)事業と暗号資産レンディング(暗号資産のデッド調達)、2つの戦略的資金調達を推進するとのこと。そして、保有する暗号資産を運用することによって、暗号資産の値上がりによる資産価値の上昇だけでなく、運用収益の獲得をするとのことだ。
参考:イオレ
画像:iStocks/alphaspirit

