イスラエル当局は、分散型予測市場Polymarket(ポリマーケット)で、機密軍事情報を利用したとして、IDF(イスラエル国防軍)予備役兵と民間人を起訴した事が明らかになった。
イスラエルは、Polymarketを通じて軍事機密を賭博に利用した疑いのある予備役兵士を起訴。イスラエルの治安機関シンベトは、共犯者とされる民間人とともに公判にかけられているこの兵士が、軍務を通じて入手した「機密文書」を用いて、イスラエルの国家安全保障を脅かす可能性のある賭博を行ったと発表。2人は、多数の治安関連犯罪に加え、贈賄と司法妨害の罪で起訴されている。数人が逮捕されたが、これまでに起訴されたのは2人のみである。
現地メディアの報道によると、テルアビブ地方裁判所は2026年2月12日(木曜日)、被告2人に対する起訴状の公表を承認。被告2人は予備役兵の陸軍での任務を通じて内部軍事情報にアクセスし、それを利用して将来の軍事作戦に関する賭けをした。州検察庁サイバー部門の要請により提出された起訴状は、予備役兵が民間人と作戦情報を共有し、イスラエル軍の行動に関連するPolymarketでの賭けを可能にしたと主張している。
ポリマーケットは、ウクライナ・ロシア戦争の行方から、各国へのより具体的なミサイル攻撃まで、さまざまな軍事作戦に関する多様な市場を提供。今回の事件は、機密データの悪用とオンライン賭博プラットフォームの信頼性に対する懸念を引き起こしている。
なお、警察と治安機関(国内治安機関シンベトと国防省の捜査部隊アラジムを含む)が共同捜査をし、起訴に至ったとのことだ。
この事件は、2025年6月にイスラエルがイランで行った軍事作戦に関連する賭けを含む、軍事結果に関する異常に正確な賭けが精査される中で浮上。
現地メディアは、Polymarketの匿名アカウントが攻撃とその時期について非常に正確な予測を複数回行い、多額の利益を得たと報じている。この異常な状況が捜査のきっかけとなった。イスラエル当局は、機密情報に基づいて賭けをすることはイスラエル国防軍の作戦と国防に安全上のリスクをもたらし、金銭的利益のために秘密資料を利用することは作戦上の秘密を損なう可能性があると強調している。
起訴された2人がどの予測市場に賭けたのか、また利益を得たのかどうかは不明である。しかし、ポリマーケットのアカウント「ricosuave666」との関連が疑われている。
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